弁護士 髙橋 旦長
医療弁護士のご紹介/髙橋 旦長
髙橋旦長より医療過誤の被害に遭われた皆様へ
私は、産科の事件を数多く扱う中で、ご両親やご本人が非常に辛い状況におかれていることを目の当たりにしてきました。また、現在でも、目を疑うような過失が認められる事案が実際に存在しています。
産科の事案では、産科医療補償制度が存在するため、補償金が支払われたり、原因分析報告書という書面を受け取ることができる場合があります。しかし、産科医療補償制度は法的責任の有無を調べる制度ではないため、ご家族の真実を知りたいという切実な願いに対して、十分な回答にならないこともあります。
私は患者側の立場で活動する弁護士です。依頼者にとって適正な補償を実現することは当然ですが、紛争処理を通じて産科医療の安全性の向上に寄与することを目指しています。そのために、私は医学部博士課程に所属する等して勉強して専門性を高めています。また、複数の産科医や小児科医の医師の先生方のご協力を得て、医学的に十分な裏付けのある弁護を実現しています。
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- 氏名
- 髙橋 旦長(たかはし あきなが)
- 資格
- 弁護士
- 所属事務所所在地
- 弁護士法人ALG&Associates 大阪法律事務所 医療事業部〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目5番13号 又一ビルディング6階
- 対象地域
- 全国対応
- 学歴
- 東京大学 法学部 卒業 東京大学大学院法学政治学研究科 法曹養成専攻 卒業 順天堂大学大学院医学研究科 在籍中
- 語学
- TOEIC880点
- 所属弁護士会等
- 大阪弁護士会、医療問題研究会
- 主な経験事例
- 陣痛促進剤が過剰投与された事例、無痛分娩の局所麻酔薬が過剰投与された事例、CTG(胎児心拍陣痛図)により遅発一過性徐脈が複数回生じ基線細変動が減少していることが明らかであるにもかかわらず急速遂娩(帝王切開)の方針を決める時期が遅滞した事例、出生直後の臍帯血pHが約7.0であり胎児仮死が生じたと判断された事例、児頭嵌入を確認せず吸引分娩及びクリステレル圧出法を行った事例、一過性徐脈後に助産師が当直医を呼ぶ時期が遅滞した事例、陣痛促進剤使用中に分娩監視装置を装着しなかった事例、常位胎盤早期剥離や絨毛膜羊膜炎の影響が問題になった事例、無痛分娩中に分娩監視装置を装着しなかった事例、陣痛促進剤を使用した際に胎児仮死が発生する可能性について説明を怠った事例、高位破水時に羊水検査を行わなかった事例、臍帯脱出後の対応が問題になった事例、アプガースコアの判定が誤りであると考えられる事例、NICUへの搬送が遅れて新生児脳低体温療法が開始できなかった事例、新生児の呻吟・陥没呼吸が数時間持続しSPO2も低下しているにもかかわらず高次医療機関への転送が遅滞した事例等。 分娩時腹部圧迫吸引分娩での子宮破裂により胎児死亡した事例、胎児心拍数心電図上低酸素、酸血症を示唆する波形異常が見られた事例、反復する軽度遷延一過性徐脈出現も経腟分娩から同意なく吸引に変更した事例、分娩経過中の胎児低酸素、酸血症、出生時仮死にて児死亡した事例、染色体検査実施後に体外受精したが、除外したはずの異常のある染色体の胚を移植され流産した事例、児推定体重超過ありの事例、回旋異常で心拍低下がみられた事例、専門医対応なく搬送判断の遅れた事例、将来障害の可能性からの重度の自閉症スペクトラムと診断された事例等。
- 取材等
- 「脳性まひの子、補償要件緩和前にさかのぼって救済を 出生500人超置き去り」
東京新聞: https://www.tokyo-np.co.jp/article/211667
(2022年11月3日(木)掲載)
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